今年収穫されたトロロアオイ
泥土を洗い流して、叩く
紙を漉くまで冷たい水に漬けこんで待つ
半日でここまで粘液が出てきた
これならいい紙を漉けそうだ
手にマメを作りながらひたすら叩いた楮
やや硬めに煮えたので叩き直しが必要、ようやく次の工程に
なぎなたビーターという叩解機
叩くというよりほぐすといった方が正しい
ようやく原料として出来上がる
やや長めの繊維は楮の特徴
まだ、紙出しという工程があるのだが、せっかくできた木灰煮、あまりきれいに洗い流したくないのでそのまま使うことにした
明日からいよいよ漉き工程に
楮そのもの、トロロアオイそのものの匂い…完全天然紙
和紙の原点、そして未来へ
今日の試作は菊柄
茶2色で漉いてみた。色ひとつで広がる飛龍
自然の力だけの紙と手ひとつで無限にイメージが広がる飛龍紙、
どちらも和紙の行く道
かみの原点
回帰ではなく未来へ
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