天然紙漉き上がり
2015-02-18



1月末から準備を始めほぼ20日間、ようやく仕上がった天然紙

広葉樹にこだわった薪ストーブの木灰
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丁寧に始末されている国産の楮
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木灰の灰汁で楮の様子を見ながら煮る
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普段より何倍も時間をかけてようやく柔らかくなった
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煮あがった楮
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ほぼ一日水に晒し灰汁を抜く
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さらに水で晒しながら塵を除去すること1週間
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しっかり叩いてほぐす
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昨年収穫し保管しておいたトロロアオイ
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叩いて粘液を取り出す。
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気温の低い冬、傷むこともなく数日は粘度を保っている

今年はやや濃いめに溶いて厚口に漉いた
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ゆっくりと圧搾
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板に貼り込んで乾燥を待つ
 
天然紙厚口、楮の紙としてはかなりの厚口が50枚漉き上がる
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目立った塵も少なく、色も無漂白の生成り色としては白い
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繊細というよりも力強い表情を持つ
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微細繊維と長繊維とが絡み合う丈夫な紙
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まさに楮という植物のまま紙となった


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