杉皮紙〜民藝の美
2013-03-28


長田製紙所に保管されている杉皮紙 40年以上前の紙
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少なくとも私は漉いているところを見た覚えがない

極薄の杉皮はちぎれ具合も自然な感じ
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毎日漉いてこの紙を見ている職人だからこそできる配置

杉の生命力が紙に 表に入った杉皮のアクは同系色の地紙の効果でそれほど目立たないが、漉いた後に積み重ねておく間に裏側に着いた杉の跡はしっかりと残っている。
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表には若干出る程度、これでも今なら即クレームの対象となってしまうだろう

対策はあるがコストがかかる、自然のものと納得してもらわないと復刻するのは難しいかも

この紙に挟まれていた合い紙という巻き取る時の保護紙にこんな柄が
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細い線は何と杉皮!金砂子に水玉が振ってある何とも贅沢でしゃれた紙

長田製紙所にはまだまだやることがありそうだ

新しい紙と昔の紙
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色を入れるか、ものを入れるか

             かみのデザインって何だろう

[和紙の展示室]

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