水揉紙という染め紙。これは絞り入り
しわに染料を染み込ませるろうけつ染めのような技法の紙
濡れた状態でもしっかりしていないといけないので紙の質に左右される染め紙
若干弱いので神経を使う
はけで伸ばして乾燥
これが半乾き状態、乾くと黒っぽく見えるしわの部分が大人しくなってくる
資料用に製作
先々代の作った見本帳に掲載され、昭和の初めにはすでに存在している紙
当時の紙はパルプを使用していないためか、かなり細かいしわにきれいに染まっている。
現在の紙でも10枚までならそんなに難しくは無いが何十枚と同じ状態で染めるのが非常に難しい。今でこそなんとかこなしているがそれでも難しい。
その場で出来上がりがわからないのでこれを覚えるまで100枚以上の授業料(失敗作)
良くも悪くもできた紙、そこにすべての答え
かみに聞け
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