災害地の情報が次々と伝えられてきている中、確認された死亡者の他に行方不明者の数が何万人と報告されています。予想だににしない大きな津波、街すべてが一緒に犠牲になっているとしたらいったい誰がその行方を探してくれるのでしょう。直前まで明るい未来を信じていた子供たち、家族のため、地域の人々のために生き生きと働いていた人々や病院や街角で静かに暮らしていた人々、みんな直前まで生きるためにもがいていた。すでに命の火は消えてしまっている人たちが今だ見つけられることも無く瓦礫の下で冷たい夜を過ごしていることを思うとき、私たちのできることはせめて安らかにと祈ることだけ。
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千羽鶴は生きているあなたには残念ながら届かない。でもそこで懸命に生きていたあなたのために私たちは祈ります。そして白い千羽鶴を折り続けます。
白い手漉きの雲肌紙で鶴を折り続けましょう。祈りを白い千羽鶴に託して
平成23年4月8日〜10日 福時会場にて(南青山291)
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