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展示用にと普段使っている道具(古くて使わなくなったもの)を提供してと頼まれる。あれこれ探すが意外に残っていないことに気がつく。使い倒してボロボロになるまで使うので最後はその道具の形を成していないことが多くそのまま処分されてしまうから。
仮に形が残っていても昔の道具にはいろんな知恵があるので、おいそれと出せるものでもない。この道具を手本にいろいろ応用しながらその時代にあったものを考え使い良いように現場では工夫されている。女性の多い職場なので台所用品が結構使われていて最近のものはカラフルなプラスチック製がほとんどなので展示用には不向き。
ようやく見つけたふたつの道具、これは主に乾燥場、柿渋塗り用のへらとはけ。へらは手作りで裏に職人の名前が彫ってあった。
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